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勉強が苦手な子、どう育てる?基礎学力の重要性と効果的なアプローチ

基礎学力こそが学力向上の鍵 磐田市中泉で学童保育型学習塾プルートを運営している塾長の藤田です。 今回の記事では、基礎学力の重要性を理解し、それを確実に育てるための方法について具体的にご紹介します。 「うちの子、勉強が苦手みたい…どうやったら基礎学力をしっかり身につけられるんだろう?」そんな悩みを抱えている親御さんは少なくありません。 学力向上の鍵となるのが基礎学力の定着です。基礎学力は全ての学びの出発点です。最近では、若者の学習意欲や実践応用力の低下が問題視されており、応用力を養う学習スタイルが求められるようになっています。しかし、基礎がしっかりしていなければ、応用力を発揮することも難しくなります。 スポーツに例えてみましょう。準備運動やウォーミングアップをせずに実践的な練習や試合に挑む選手はいないはずです。たとえプロの選手であっても、基礎トレーニングを欠かさない理由は、自分の能力を最大限に発揮するためです。 実際にイチロー選手は、強いチームの条件として「確実にこなさないといけないプレイを確実にこなせるチーム」と話しています。 同じトレーニングを淡々と繰り返すことで確実に自分のものとし、いつでもどんな状況でも発揮できるようにするのです。 学習においても同様に、基礎学力があって初めて、学んだことを確実に活かすことができるのです。 基礎学力の役割 基礎学力とは、読解力、計算力、書く力など、あらゆる学習の基礎となるスキルです。これらのスキルは、複雑な知識や専門的な能力を習得するために不可欠です。基礎学力がしっかりと身についていれば、他の教科の理解も深まり、学習全体に大きな影響を与えます。 例えば算数では、小学校1年生で学習するたし算が理解できないと、2年生で学ぶかけ算を理解できません。同様に、2年生のかけ算九九が理解できなければ、桁数が増えた計算や、小数・分数の計算、わり算の理解も難しいでしょう。 また、理解したと言ってもその理解度の深さも重要です。 例えば、かけ算九九を覚えたという子でも、それがたどたどしいものであったらどうでしょう。 3年生になって大きな数のかけ算を筆算で行う際、1桁ずつ計算することを繰り返します。その1つ1つの計算に時間を要していたら、問題を解くのにとても苦労してしまいます。 このように、基礎学力は確実に理解することと、自在に使いこなせることの両方が重要なのです。 では、この基礎学力を伸ばすにはどのようなことが大切でしょうか。   基礎学力の伸ばし方 ①学習を習慣化する 基礎学力を身に付けるためには、基礎的な問題を繰り返し行う継続的な学習が不可欠です。そのため、毎日決まった時間に勉強をする習慣を身に付けさせましょう。 最初は短い時間だけでもかまいません。宿題に加えて読書の時間をプラスする、日記を書くようにする、など無理なく毎日継続することが重要です。 毎日コツコツ勉強を続けることで、基礎学力を積み上げていけます。 ただし、学習を習慣化するといってもそう簡単な話ではないでしょう。今回は誰でもできる習慣化のコツを1つご紹介します。 例えば、「毎日帰宅したら30分勉強する」ということを習慣化するためには、以下の行動が必要になります。 …

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