大人になっても使える!小学生からのタイムマネジメント術
タイムマネジメントは子どもの内から
タイムマネジメントと聞くと、どんなイメージを持つでしょうか?なんだかお堅いイメージに聞こえるかもしれません。タイムマネジメントは企業研修のテーマとしても取り上げられることもあるくらい、社会人にとって必須のスキルです。
このスキルを小学生のうちから身につけることができれば、小さいうちから時間を効果的に使うことができ、そのスキルを大人になってから身につける人とは大きな差が出ることでしょう。今回は子どもが時間管理を身につけるために役立つ3つのポイントをご紹介します。
ポイント①:タイムマネジメントの基本を知る
最初のステップは、子どもにタイムマネジメントの基本を教えることが必要です。タイムマネジメントを簡単に言うと「時間の感覚を身につけ、タスクや時間の管理を見える化しよう」ということです。タイムマネジメントは目標に向かって、効率よく行動するための基盤になります。日々のやるべきことや目標の優先順位を決めて、具体的に何をどのくらいの時間で行うのかを整理することが必要ですが、しかし子どもには難しい部分もあると思います。
子どもがまだ小さいうちは、時間の感覚から覚える必要があります。
「朝の8時は学校に行く時間」
「夜の9時は寝る時間」
など普段の会話の中に時間の要素を入れたり「長い針が12のところに来たら〇〇しようね」と促したりするのも効果的です。自然と子どもが時間を意識できるようになります。
子どもがもう大きくなったら、学業や課外活動、家族や友達との時間との優先順位を一緒に決めます。家族でその計画を守るようになると、子どもも計画通りに動くことを覚え、行動できるようになるでしょう。
ポイント②:子どもと計画を立てる
次に、毎日のスケジュールを子どもと一緒に立てることで、どのように時間を使ったら良いのかを考えます。「朝の時間」、「放課後」、「夕方から夜」という区切りで時間を意識して、計画し、行動できるように促しましょう。
例えば、「学校から帰ったら宿題の時間」などの流れを作っておくと、効率的に動くことができます。また、計画表には子どもが好きなことをできる楽しい時間を含めることで、日々の活動へのモチベーションを高められます。「勉強」、「習い事」「勉強を頑張った後のご褒美タイム」など計画を自分で立てる経験が、時間管理への理解と興味を育てます。
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ポイント③:計画を実践する
立てた計画を実際に実行し、成功体験を積み重ねていくことで、「自分にもできるんだ」という気持ちを育み、子どもの自己肯定感を高めます。時間内にタスクを終えることができた場合には「うまくできたね!」、「どうしてうまくできたのかな?」など成功体験を強化するような声かけも忘れずに行いましょう。
計画通りに進めることへの自信がつき、次へのやる気も高まります。計画を実行することの楽しさや達成感を知ることで、タイムマネジメントのスキルだけではなく、主体性や計画性を身につけることができます。
まとめ
タイムマネジメントのスキルは、子どもが自主的に学ぶ姿勢や達成感を育て、今の学校生活や将来の生活に役立つことでしょう。日々の計画を立て、実行することが子どもの自信と意欲につながっていきます。
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