地域にある「学習資源」を活用して子どもの可能性を広げよう

地域にある「学習資源」を活用して子どもの可能性を広げよう

磐田市中泉で学童保育型学習塾プルートを運営している塾長の藤田です。


地域の中には子どもの学びをサポートしたり、学習のヒントがたくさん詰まっている場所があります。そうした学習資源は子育てをする親御さんにとっても助けになるものです。共働きの世帯も増え、子どもを教育していくためには周囲の協力はますます必要なものとなっています。家庭や学校に加え、地域も子どもの教育をサポートし、支えていくことが大切です。

地域には子どもの学びをサポートする場所がたくさんあります。では地域の中にはどんな学習資源があるのでしょうか?今回は、そんな地域の学習資源をどのように活用するかについてご紹介します。お子さんの学びに新しい楽しさを加えてみるのはいかがでしょうか?

ポイント①:図書館の活用

地域の学習資源の一つに地元の図書館があげられます。図書館は、無料で利用できる豊富な学習資料が揃っています。学びの幅が広がり、好奇心が刺激される本がたくさん並んでいます。

お子さんと一緒に図書館を訪れ、興味を引く本や図鑑を探してみるのも良いでしょう。読書が苦手なお子さんも、最初はイラストや写真が多く視覚的に分かりやすい絵本などから始めることで読書に対する苦手意識を薄れさせることができるかもしれません。
さらに、図書館には勉強スペースもありますし、カフェが併設しているところもあります。保護者の方もリラックスできる時間になりますし、環境を変えることで集中して勉強できる子もいます。
図書館は上手に活用したい学習資源の一つです。

ポイント②:地域イベントに参加してみる

地域の中で教育に関連したワークショップや体験型のイベントが開催されていることがあります。博物館や科学館での実験教室や動植物園での自然観察イベントなどが行われていることもあるでしょう。調べてみると、子どもの興味関心にあったイベントやワークショップなどが行われているかもしれません。こうしたイベントの魅力は体験を通して楽しみながら学ぶことができるところにあります。
机上の学習では得られないリアルな学びとなるのです。体験によって知識が深まり、探究心が育ちます。もちろん、合う合わないはありますが、もしお子さんが楽しく学びを広げる可能性があるなら参加してみるのも良いかもしれませんね。

ポイント③:ネットワークを広げてみる

地域の学びの場に参加することで、ネットワークやコミュニティを広げるチャンスになります。せっかくなら、仲間を探してみるというのも一つの方法です。同じイベントに参加している人なら、興味関心が近い場合もあります。
学習意欲を高めるためには、子ども同士が切磋琢磨できる環境も重要です。普段接することがない学校以外の新しい友達や学習仲間とのつながりは子どもにとっても刺激になります。保護者同士もつながることで、お互いに情報交換することも可能です。新しいネットワークの交流から自分の成長を実感できる助けになるかもしれません。

まとめ

地域には多様な学びの資源が揃っています。図書館や地域イベントを通じて、お子さんの興味を引き出し、新しい友達と一緒に学ぶ機会を提供することも学びを深める一つの方法です。地域の学びを通じて、お子さんが楽しんで学びを広げられる環境を作ることが大切と言えます。地域との関わりから、より良い地域づくりに取り組もうとする心や姿勢も育まれるでしょう。