失敗しても大丈夫!!失敗から立ち直る心の育て方
失敗しても大丈夫!!失敗から立ち直る心の育て方
磐田市中泉で学童保育型学習塾プルートを運営している塾長の藤田です。
最近、挑戦しない若者が増えているというのを多く耳にします。保護者の皆様の中にも、そんな話を聞いたり、身近でそう感じることがあるでしょうか?
そうした時代の背景からか、「失敗を恐れない心を持って育ってほしい」、「失敗しても乗り越える力を身につけてほしい」と願う保護者の方が増えているようです。
では、どのように失敗を恐れない心を育んだら良いのでしょうか?今回は3つのテーマで考えていきます。
・保護者は子どもの安全基地になる
子どもには心の安全基地とも言える拠り所が必要です。「困った時は、どんな自分も受け止めてくれるパパやママのところにいけば大丈夫」と思えることで、子どもは安心感を抱くことができます。(アッタチメント形成や愛着形成とも言います)
保護者が安全基地として機能することで、子どもは成長とともに未知の世界に興味を持ち、一歩を踏み出そうとします。信頼関係が構築できていると、冒険の途中で不安を感じると、保護者のもとに戻り、再び安心感を得て、また冒険に出ようとします。
ここの基盤ができないと、子どもは常に不安を感じるようになります。「どうせ自分なんて・・・」と考え、自己肯定感も低下します。そのため親や友達の前で失敗して、恥ずかしい思いをしたくないと考え、挑戦に対して後ろ向きな気持ちを抱くようになることもあります。失敗を恐れない心を育てるためには、保護者が子どもにとっての安全基地であるかが何よりも重要です。
・失敗を成長のチャンスとして捉える
子どもにとって、失敗はただの結果ではなく「成長のチャンス」として捉えることが大切です。失敗から学べるようにサポートすることが保護者の重要な役割と言えます。我が子には失敗してほしくないという気持ちも湧いてくると思いますが、あれこれと先回りすることで子どもの成長のチャンスを奪うことになりかねません。
子どもは失敗を通して物事に対する見方を変えることができ、問題解決力が培われていきます。「どうすれば次はうまくいくのか?」を子どもと一緒に考えることで失敗もポジティブな経験に変わります。
失敗はプロセスの一部です。失敗した後のアプローチを大切にし、子どもの成長を見守るようにしましょう。新しいことに挑戦できる子どもは、様々な経験を通じて自分の可能性を広げていきます。新しい習い事をしたり、新たなスキルを身につけたりする際には、結果を追い求めるのではなく、努力や過程も評価するようにしましょう。
・前向きな言葉をプレゼントする
失敗したということは挑戦した証でもあります。そんな時には前向きな言葉を使うよう心がけることがポイントです。「頑張ってたね」「カッコ良かったよ」などという言葉は子どもに安心感と自信を与えます。前向きな言葉のプレゼントは、失敗を克服するだけでなく、「次は成功させたい!」「次はこうしてみよう」と子どもの気持ちを高め、挑戦し続ける力の源となります。小さな進歩や努力を認め、子どもが自分の成長に自信を持てるようサポートしていきましょう。
・まとめ
失敗を恐れない心を育むためには、保護者が子どもの安全基地となり、子どもが「何度でも挑戦していいんだ」と感じられるように安心できる環境を整えることが大切です。
失敗は成長のチャンスとして学びに変え、挑戦を奨励し、前向きな言葉をかけることを欠かさないようにしましょう。こうしたコミュニケーションを日常の中で意識することで、子どもの自信と成長を支える力になります。
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